ソウルイーター第51話（最終回）「合言葉は勇気！」

03 /30 2009

不確定なものの存在しない世界。
鬼神にとって恐怖のない世界。
でもその世界には、大切なものが欠けていました。

マカとソウルが戻ったとき、ブラック☆スターとキッドは倒れ、結界の中に立つのは鬼神のみ。
黒血に飲み込まれ、正気で戻ってきたマカとソウル。

鬼神は、恐怖のない自分には勝てないと言います。
マカに恐怖があるかぎり。

「鬼神阿修羅！
オマエの魂、いただくよ！」

マカとソウルは魂の共鳴！
マカは、すべてをかけた一撃を鬼神に放ちます。

「魔人狩り！」

マカが母親から受け継いだ退魔の波長。
その力はすべての魔を退け、不浄を滅すると言われています。
もしかしてマカ母が最強？

しかし、鬼神には傷一つつけられず、ソウルが倒れてしまいます。

「お前に問う
オレは魔なのか？それは過ちだ

オレの発する狂気は、不浄のものか？
違う・・・狂気は誰の心の中にも存在する感情だ
もちろん、お前の心の中にもな」

鬼神があげるマカの恐怖。
期待される重荷、苛立ちや恫喝、焦り、怒り・・・痛み。

弱い人間だから、恐怖を感じる。
でもそれは、鬼神自身のこと。
だから、恐怖を取り除かなければ不安でたまらない。

でも、マカは違います。
マカには、恐怖を受け入れても消えないものがある。
恐さを忘れようと、狂気へ逃げずに立ち向かう力。

マカの心にある、恐怖に負けないものは、勇気。

「お前の言うとおり、あたしは弱い人間だよ・・・
でもこんなの、あのときの痛みに比べれば
あのときの拳に比べれば！なんでもない！」

ブラック☆スターに殴られた痛み。
信じているから、いつでも本気でぶつかってきた仲間たち。
その信頼にこたえたいという思いは、勇気に力を変えます。

「もしよけたら、お前の相棒は死ぬぞ」

マカは仲間を見捨てたりはしない。
仲間を助けたいという気持ちは、勇気になります。

そうやってソウルを庇ったマカは意識を失い・・・武器になった！？
職人と武器の血を引くマカが、武器として覚醒！
新設定ですねｗ

マカの手から剣が生えてる！？
しかし、それでも鬼神には敵わない。。。

「オレは痛みに恐怖を感じない
しかし、お前はどうかな？」

マカをいたぶる鬼神。。。
やめてぇ～｡・ﾟﾟ・(>д<;)・ﾟﾟ・｡

圧倒的な力の差があっても、クロナはマカを信じていました。

「マカのすごいところは、もっと別の・・・ここらへんにあるんだ」

マカの胸の中にある強さ。
あきらめない勇気。
信じる勇気。

「マカには、恐怖と戦う、勇気がある」

だからみんながマカを信じてる。
その信頼関係がいいですね。

マカの強い瞳は、鬼神に恐怖を与えます。
わからないものが怖い。
鬼神にはマカが信じるものが理解できないんです。

仲間との信頼も、勇気も、形のないもの。
見えないものが信じられるのは、とても強い力ですね

みんなからもらった勇気と自分の勇気。

「全部ひっくるめて、拳にのせる」

マカの得体の知れない力に恐怖を感じ・・・
鬼神が壊れたｗ

「オレを倒したところで、狂気は消えない！
オレを消したところで、どぉーせすぐに！
２代目とかＪｒ．とか新とか２とかまこととかニューとかいろいろ名前を変えて、
狂気の原因は生まれてくる！」

なにそのいろんな２代目ｗ

「そんなことぉぉ～！知るかぁ～！」

ホントにパンチで倒しましたよ！
少年マンガですねｗ

「勇気を拳に乗せるとか言ったって、ただのパンチじゃーん」

「そうだよ。特別じゃない
だから、誰でも持っている」

「なんだ・・・じゃあ狂気と同じだな・・・」

マカが放った攻撃は、誰でも持ってる強さでした。
鬼神とマカと、違ったのは、わからないものを受け入れる勇気をもてるか。
ほんの少しの違いが、決定的な力の差を生みました。

自らの弱さを知った鬼神は砕け、結界が晴れ、青空が広がります。
キレイです

「人の心にあるのは、負の感情だけじゃない
勇気はみんなの、ここにある」

マカ、かっこいいですね♪
胸の中にひとかけらの勇気があれば、誰だって強くなれる。
自分の中の狂気に打ち勝てる。

すごく爽やかなラストでした(≧∇≦)

パンチ一発でやられちゃう鬼神はちょっと弱かったけど、勇気はそれだけ強い力を秘めてるんですね。

バトルは毎回カッコよくて盛り上がったし、とてもセンスが良い作品でした。
成長物語としても見ごたえがあったし、どのキャラもすごく強くて魅力的でした！
信頼しあいながらも寄りかからないで、それぞれに成長していくとこがいいですよね。
とても面白かったです♪

死神様、生きてましたねｗ
ホッとしました(* >ω<)

エクスカリバーが最後おいしいとこ持ってくかと思ったら、さすがにそれはなかったですねｗ