キイナ～不可能犯罪捜査官～　第４話　「死を予言した奇跡の占い」

02 /12 2009

今回は、インチキ占いのトリックを暴きます！

人はなぜ占いを信じるのか。。。
それは人間の記憶のあいまいさにあるらしいです。

テキトーな占いでも１０のうち３つくらいは当たってて、そっちの印象が強くてハズれた７つのことは忘れちゃうんですね。

て、私達はバカですかｗ

「その人の人生をすべて見ることができる」

というインチキ占い師、星宮麗香（南野陽子）
名前からしてすでにうさんくさいｗ

キイナ（菅野美穂）、いきなり元カレ真一郎（塚地武雅）への未練を当てられてしまいます！

しかし、トリックは簡単！

なんと全部同じカード！？
それはすぐバレるｗｗ

会場の誰でもいいからと選ばせておいて、実は目当ての人を選ばせるように誘導する。
それはフォージングというマジック。

プラス、フォールドリーディングというテクニックで、誰にでも当てはまるようなことを言ってみる。
占いなんて、そんなもんなんですねｗ

そうやって相手を油断させて、全部占いの力だって信じさせるんです。
つまり、相手の人生なんて、なにも見えてない。

でも、１つだけ説明がつかないこと。
それは、殺人を言い当てたこと。

麗香は桜（小池栄子）の親友・高原美和子（黒坂真美）の死を言い当てていました。
これはもう、麗香さんが犯人しか、ありえないですね。

本当に殺したかった相手。
それは美和子さんではなく、婚約者の須藤でした。

しかしグラスの色の先入観によって間違えてしまった。
須藤が使うと思って青いグラスに毒を塗ったのに、美和子さんが飲んでしまったんです。

動機は・・・復讐。
妹の死の原因を作った男が、幸せになるのは許せない。
その気持ちは・・・わからなくはないですね・・・
とってつけたような理由ではありますが・・・ｗ

でもそのせいで関係ない美和子さんを殺した。
その罪は、許されるものではありません。

そして須藤は、麗香妹の死を決して忘れたわけではなかった。
毎年命日には、必ずお花を供えていたんです。
残された人には人生の続きがあって、幸せになっちゃダメ、とは言えないですね・・・
でも死んだ人のことは忘れてほしくない。。。

「あなたも、罪を背負って生きてください・・・」

なんかこのドラマも、オチはいい話でシメることが多いですねｗ