夏目友人帳 肆 第13話(最終回)「遠き家路」感想

夏目友人帳
03 /29 2012
帰らなくちゃ…どこに?

夏目の中になんか入ってきた(*ノωノ)

ムシクイに囚われた夏目は、思い出の中をさまよって。
優しい思い出も、もう戻れないなら、痛いだけだから。
忘れてしまった方が、楽だから。

心の奥底へ押しやった、優しいお父さんの記憶。

だけど、どんなに痛くても大事な記憶。
そう思えるようになったのは、新しい家族や友人に出会えて強くなれたから。
居場所があって、守りたい場所があって、人は強くなれるのかな。
別れと出会いを繰り返して、痛みを知って、成長していくのかな。

お前の記憶なんかに興味はないってツンデレニャンコ先生かわいいw
ほんとはすごく心配してたくせに・・・ずっと一緒にいたいくせに。いれたら、いいのにな・・・

家は、家族がいるから家になるのかなぁ。
誰もいなくなった夏目の昔の家は、寂しいけど懐かしくてあたたかくて・・・愛されてたんだって、思い出。
心の中にずっと一緒だから、もう痛くない…?

「さよなら、僕の家…さぁ、帰ろう」

今の夏目には、帰る家はちゃんとあるから。
「ただいま」って帰れる家があって、「おかえり」って迎えてくれる人がいて、それはすごく幸せなことですね(ノд・。)
人の一生は短くて、いつか離れてしまうから、幸せを写真に残すのかな。

やがて思い出になってしまうけど、忘れられない、宝物の日々。
いっしょにいられる時間はかけがえがないから。大切にしなきゃ・・・しんみり。゚(。>ω<。)゚。

繊細であたたかで優しくて切なくて。
夏目の成長も感じられるいい話でしたね。

いつも素敵なコメント、ありがとうございました。
すごく嬉しかったです。

 

 

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コメント

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参上!

●夏目という作品に押し込められたテーマは、大きく見ると毎回同じ様な事を訴えていると思う。でもマンネリに感じる事は決して無かったかな。常に何かしら考えさせられていた。
●飽きる事なく、むしろ観る度感心させられるのは、おそらく少しずつ変化しているからか。小さな新芽がゆっくりと成長していくかの様な、緩やかな曲線。激しい波ではないので、安心して観ていられるんだ。
●で。今回のエピソードで考えた事。「どんな人にも、その人なりの世界がある」という事。はたから見ると[どうかしちゃってる]オカシナ子供…な夏目にも彼の世界があるんだよね。そこには[理由・考え]がちゃんと存在しているんだ。
要するに、他者を他者として認識する事で、その人を認める事に繋がるのかなぁ、なんて。
名前忘れたけど(オイオイ)親戚の娘っ子も、成長し、夏目の事を昔よりも広い目線で見る事が出来る様になったんじゃないかな?最後は笑いかけてたし。
[否定]ではなく[認める]事から始める。そんな感じかな。
●と、堅い話になったけども(笑)…取り敢えずチビ娘っ子が、とても可愛かった☆駄々っ子パンチかわええええww
[長文失礼致しました]

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