魍魎の匣 第13話 「魍魎の匣、あるいは人の事」
魍魎の匣それはどういうこと??
久保もまた犠牲者だった・・・
久保は匣に入った加菜子を見て、通りものに当たってしまったんですね。
たしかにインパクトありますよね・・・;
1話冒頭の久保の小説は、実際に久保の身に起きたことだった!
雨宮が愛していたのは・・・加菜子!
陽子さんじゃなかったのか!
ロリコンだったんですね!?
いやいや

その通りだと思います。。。
でもそんな日常も簡単に壊れてしまうんですね・・・
通りものに出会ってしまえば。
雨宮は加菜子の手足を、加菜子が見たいと言っていた湖へ運び、水葬に。
愛ですね。
湖で見つかったバラバラの手足は加菜子のものだったんですね!
血液型が違うって言ってたのは、違う遺体のだったっけ・・・?
よく覚えてないですが・・・ちゃんと調べなかったんでしょうか・・・
雨宮は須崎を撲殺して匣の加菜子を奪い、逃避行。
久保は祖母の葬儀に行く電車の中で、雨宮の持つ箱の中身を見てしまい・・・
って、見せちゃダメー!
「生きている・・・
なんだかひどく男がうらやましくなってしまった!」
生命維持装置の匣の家から持ち出して、そのときまだ加菜子が生きてたのかどうか分かりませんが・・・
雨宮にとっては、もうそんなことはどうでもいいことなんでしょうね。
匣の加菜子とずっと一緒にいられるんだから・・・。
美馬坂が美しいまま生かしたかったのは、妻の絹子。
でも絹子は病気を治せない美馬坂をなじり、そんな父を陽子さんは・・・
「加菜子は父の子なのです!」
陽子さんが美しいときの母親になりたかったのは、父親を男性として愛していたからなんですね・・・
木場さん、かわいそう。。。。・゚゚(ノД`)
脳があれば体はいらないという美馬坂。
そんな美馬坂に京極堂は
「意識は脳だけで作り出されるものじゃない
脳は鏡だ!
機械につながれた脳が生み出すのは、機械の意識だ」
脳は体の反射で働いてる部分が大きいですよね。
体がなくて脳だけになったら、人なのかどうなのか。。。難しいですね。
そして機械につながれ、人ではなくなってしまった久保は。。。
「私はもう人ではない 魍魎だ
私の実体は私の方ではなく
匣の方なのだ
私は 魍魎の匣だ・・・!」
「この人が父をかみ殺しました
この人を私が殺しました」
屍を食らう魍魎となった久保。
もう最後は壮絶なことに・・・;
久保は花火と一緒に、空に。。。
「美馬坂陽子・・・殺人ならびに傷害の罪で逮捕する
取り縄は、あんたの方が得意だったハズだがな
・・・悪者、御用じゃ・・・」
木場さんは、思いを寄せる陽子さんに自分の手で手錠をかけます。
カッコよかったですね。
関口がむこうに行っちゃわないで良かったです。
京極堂がちゃんと心配してくれてたおかげですね。
むこうに行かないように、つなぎとめてくれる誰かがいることは幸せなことだけど・・・
雨宮は今も愛する加菜子の匣を抱えています。
それは雨宮の望んだ穏やかな日々なのでしょうか。。。
「幸せになることは簡単なんだ
人をやめてしまえばいいのさ」
人であるから、いろんな苦しみがあって。
それらから解放されるには、人をやめればいい。
「降りてしまうんですね。残念だなぁ
せっかくどこまでも行けるのに」
雨宮は電車に乗って行っちゃいましたね。
なにが幸せなのか、本人にしかわからないことですね。。。
「それでも、私はなんだかひどく
男がうらやましくなってしまった」
ダメですよ関口さんw
結局、久保は望んだ匣の少女を得ることはできず、自分が匣に入れられてしまいました。
もしかしたら久保がほしかったのは、自分の心の隙間を埋めてくれるぴったりの匣だったのかもしれませんね。
関口と違って最後まで1人ぼっちだった久保は、見方によっては可哀想な人だったのかも・・・
だからってやったことに同情はできませんが。。。
魍魎は怖いけど、どこか美しくて、きっと魅力的なんでしょうね・・・。
私も通りものには気をつけよう・・・
やっと事件は解決ですね

京極堂さんは13話中2回しか外出しませんでしたね!
最初の数話は登場すらしなかったし(ノ∀`*)
次に出会う事件はどんななのか、気になりますw

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コメント
友人に突き落とされるわ、遺産相続、延命の為に生きたまま解体されるわ、挙句小さくなった加奈子は雨宮に連れ去られるわ・・・。
雨宮には愛の逃避行でしょうが加奈子は・・・どうだったのでしょう。
アニメの演出で、誰かの主観イメージを映像化(あえて榎さんの脳内イメージは見せない)に最初と惑いましたが、関口がとてもあやうくなる様は本当に上手い演出ですね・・・。
もう何年も前に読んだ原作で記憶もうろ覚えですが、原作ではもっと深く書かれています(久保がどうして生きたまま手足を切断しても死なないと思えたのか、何故自ら匣に入る事となったのか。)あと、劇中でも何となくわかると思いますが、頼子が頼子母に対する感情と陽子が絹子に対する感情が多少似通ってる辺りとか。
京極の薀蓄は続きます。w
あぁ・・・何か見終わってからとても不安定になるアニメですね><w
劇中TVが恐ろしいと言う関口、現代で言えばPCはまさに魍魎の匣ですよね?
2008-12-31 19:25 ななし URL 編集
こんばんは!
どんなラストになるのか楽しみにしてましたが、スッキリ終わって良かったです(笑)
それでも最終回にも色々と衝撃の事実が明らかに…
雨宮さんの事とか、美馬坂が加菜子の父親だったとか
ホント色々な思いが複雑に絡みあってたんですね(汗)
当初は京極堂さんの出番がなくて焦らされましたが、後半の謎解きでの活躍がカッコ良かったです♪
もっと京極堂さんの謎解きが見たいので、他の作品もアニメ化してくれると嬉しいですね(笑)
関口さんには通りものに当たらないように気を付けて欲しいですねw
久保にとっては、あの匣は余程魅力的に見えたんでしょうね…
最後まで楽しめた良い作品でした!
ではでは、来年もお付き合い宜しくお願いします!!
2008-12-31 23:21 流架 URL 編集
ななしさんへ
本当ですね!加奈子の気持ちを考えてくれる人、誰もいなかったですね・・・;
みんな自分の気持ちを勝手に押し付けてて。。。
加奈子が1番の犠牲者ですね・・・可哀想です。
関口は本当に危なかったですね
久保の小説を関口が演じてたりしてたので、最初は関口が犯人なのかと思ってましたw
>あえて榎さんの脳内イメージは見せない
そうですね。私みたいな素人だと真っ先に榎さんが見てるものを映像にしてしまいそうですが、あえて見せないのが考えられてますね。
原作はもっと久保の心情が描かれてるんですね!
かなり分厚いみたいですが、読んでみたいです♪
母娘は特に思春期は難しいとこがあるのかもしれないですね・・・大人が汚く見える時期というのは、ありますよね。。。
陽子はさらに複雑な心情だったみたいですが(ノ∀`;)
>見終わってからとても不安定
そうですよね~;みんなが持っている心の闇みたいなものが描かれてるのでしょうか。。
私もいつ雨宮みたいに電車に乗ってしまわないとも限らないんですよね・・・
考え出すと関口みたいに深みにはまってしまいそうですねw
>PCはまさに魍魎の匣
確かに!
この魍魎は中毒性があって魅入られてしまいますね(´Д`;A)
私も魍魎に支配された生活になってしまってるかもしれませんね;気をつけないと
面白いお話、ありがとうございました♪
2009-01-04 00:44 空子 URL 編集
流架さんへ
本当に、どうなるかと思いましたが、ちゃんと解決してくれましたねw
京極堂さんの謎解き、カッコよかったですね(≧▽≦)
榎さんの活躍ももっと見たかったですが、何気ないセリフとかが良かったです。
美馬坂と陽子の関係には、驚きました!
そして雨宮がすきなのが加菜子っていうのも・・・
人の心は分からないものですね~。
いろんな想いのせいで事件が複雑になるのが、うまいつくりですね。
関口さんが通りものに当たらないように、これからもしっかり京極堂さんに見張っておいてもらわないといけないですねw
また違うお話もアニメで見てみたいです。
毎回コメントやTBでお世話になりました♪
2009-01-04 00:53 空子 URL 編集