屍鬼　第17話「第悼と弑魑話」

屍鬼

11 /26 2010

ふぁいやぁー！
なにその叫びｗ
変なとこで笑わそうとするのやめてください(ノ∀`*)

「オレは選択し、決断した
　じゃあお前は、どうなんだ？」

死に包囲された村。
これはなにも選択しなかった結果。

自分には関係ないと、見て見ぬフリをしてきた村人たち。
その報いなんでしょうか・・・
現実でもそういう事はたくさんありますよね・・・自分だったらなにか出来るかって言われると、とても心もとない。

こんなときの普通の人は、個人ではなく大勢の、意思のない透明な塊みたい。
そういう姿は、醜い化物みたいに見えるのかな。
屍鬼と人間と、ほんとにどっちが怖いのか分からないですね。

でも、戦おうとした人も無力。
１人の力が、どんなにちっぽけなものなのか思い知らされます。
昭、もうダメだったんですね・・・
りっちゃんまで｡ﾟ(ﾟ´д｀ﾟ)ﾟ｡

分かっているのに救えないなんて、その悔しさはどれ程なんだろう。
いっそ諦めてしまったら、楽になれるでしょうか？

「オレは、村が滅びるところを見たい」

それは尾崎敏夫医師の本心？
尾崎先生もついに屍鬼の餌食に・・・
もう夏野しか残ってないけど、屍鬼になってしまった夏野に戦うことはできるのかな。
屍鬼を倒すチャンスは、勝利を確信したその時・・・一体なにをするつもり？

室井静信が選んだ道は、敵と寄り添うこと？
説得しに行ったのかと思ったけど、人ではなく屍鬼を選んだの？
室井の心のうちは、推し量りづらいものがありますね。
ただの優しさではなくて、生き方の違いと言うしかないんでしょうか・・・

いろんなタイプの人間が配されてるのがうまいですね。
屍鬼でも人間でも、違う相手と分かり合うことは無理なのか、暗澹たる気持ちになってきます＞＜
言葉はそれほど無力なのかな・・・
逃げることも、何もしないことも、戦うことも罪ならば、人はどうやって生きたらいいんだろう。。