Angel Beats!　第12話「Knockin' on heaven's door」

Angel Beats!

06 /19 2010

影との戦い！そして、ゆりの卒業！

ラスボスはとっても美形！
松下五段も実は美形∑(*ﾟдﾟ*)

影を生み出したラスボスの正体は、愛を失った悲しみに押しつぶされた人間でした。
理不尽な魂を救うための死後の世界ですら、人は理不尽から逃れられない。
そんな理不尽ってないじゃない！(｡･｀ω´･｡)

ラスボスが本当に消したかったバグは、世界の理不尽じゃないのかな・・・
もし神がいるなら、バグだらけの世界を造った神はすごくドジッ子としか思えません。
それとも世界を維持するためには、人間が生まれてしまったことや愛の方がバグなんでしょうか。

なにが正しいかは誰にも分からない。
だからみんなが自分勝手なことをして対立してしまう。
死後の世界も現実と同じなんですね・・・

ラスボスは渚カヲルくん似の新キャラ！
でもカヲルくんは、ただのANGEL PLAYERのプログラムでした。
世界にバグがあるって、ほんとに電脳世界みたいですよね。
プログラムで簡単に世界に介入できるし、望めば神にだってなれる。

誰かのために生き満足した人生を送ったプログラマーが、記憶喪失になってこの世界に迷い込みました。
プログラマーは、この死後の世界で愛を見つけました。

愛が芽生えて満足して彼女は成仏したのに、プログラマーはもっと一緒にいたいと思って消えることができなかった。
ただ１人残されたその人は、この世界は卒業すべき場所だから、愛が生まれてはいけないと思いました。

だから愛を壊すためのプログラムを作った。それがエンジェルプレイヤー。
そしてその人は孤独に耐え切れずNPCになって、今もこの世界のどこかで愛した人を待ち続けている。

そのプログラマーの愛は、本当に愛なのかなぁ。
愛した人に会いたいからって、その人がまた理不尽な人生を送って戻ってくることを願うのは、なんだか自分勝手ですよね。

クライスト竹山が、そのプログラマーなのかな？それとも前回不自然に目立ってた図書室にいたNPCのおじさん？
奏がエンジェルプレイヤーのソフトを持ってたのは何故なんだろう。。

竹山は今回出番なかったけど、知らない間に成仏しちゃったんでしょうかｗ
ガルデモとギルドのチャーも成仏しちゃいました(ノД`)・゜・。
みんな本当はもう満足してて、ゆりと一緒にいたかっただけなんですね。

音無はこの世界のバグ！

報われた人生を送った人が、記憶喪失になってこの世界に迷い込んでくることがあって、その時に愛が生まれても消えないバグが生まれる。
その理屈で行くと音無は現世で満足してて心残りがないから、この世界から成仏できないことになりそうだけど大丈夫なんでしょうか・・・

愛が生まれた楽園でダラーズしてたら本当にいけないのかなぁって思っちゃうけどｗ死んだら天国で幸せに暮らすっていう宗教もあるし。
結局人は世界の決まりごとに従うしかないんですね。そこでどう生きるかが重要で。

ゆりの赦しと再生！

理不尽な人生を認めて自分を許すためには、神への復讐よりも愛が必要。
理不尽な世界そのものは変えられないけど、人との関わりで自分の内側の世界だけは変えることができる。
それは１人では出来ないことだから、人生で愛を知ることに意味がある。
ゆりもSSSと過ごした大切な時間ができたから、自分の人生の価値を認めることができました。
でも何を重要だと思うかは人それぞれだから、もっと色んな成仏パターンがあっても良かったかもですね。

最終回は天使ちゃんの心残り解消と、ゆりと音無と残りのSSS全員揃って卒業式なのかな。
NPCになったプログラマーも高松も、みんな一緒にこの世界から自由になれたらいいですね。
高松がこのまま忘れられてたら可哀想すぎですｗ