鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST　第57話「永遠の暇」

鋼の錬金術師

05 /16 2010

フーさん・・・(´；ω；｀)

腐った軍は、自分達のために世界が犠牲になれと言った。
選ばれた一握りが、全体を統べるのだと。

全は一、一は全。

国家という枠組みに間違った全体主義を強いられた時、個人が対抗するために必要なのは信念なのかも。

「自分を信じなよ
自分自身の魂に、恥をかかせない生き方を選べばいいじゃない」

イズミさんかっこいい～ﾟ:;｡+ﾟ(・ ∀・)ﾟ+｡;:ﾟ +ﾟ
己自身が信じるに足る人間であり続けることは難しいけど、常に自分に恥ずかしくない生き方をしてるイズミ師匠とオリヴィエ・ミラ・アームストロング少将は、大人の鑑ですね

大切な局面で何を信じればいいのか、1人だったら迷うかもしれない。
でも自分が守るべき大切な存在があれば、流されずに立ち止まることができるのかも。
人間には信じる自由があってそれは誰にも侵されないものだから、何を信じるかは常に自分の責任で決めていかないといけないですね。
死なせないために戦うのが軍人だというオリヴィエさんもカッコイイ！

「この老いぼれは、ここで永遠のいとまを頂戴いたす」

国民を犠牲の上に立つ王と、民のために在ろうとする王。
キング・ブラッドレイ大総統は強いけれども1人で、リンには忠義を尽くす者がいる。

フーの信念も、バッカニアの信念も、凄いです。
このシーンは涙なくしては見れませんね(ノД`)・゜・。
1人の力では敵わなくても、個々の信念を連ねることによって強大な敵にも一矢報いることが・・・
全ての存在には意味があるんだっていう、力強さを感じます。
全は一、一は全。全ての存在が繋がっている世界。

最近影の薄い主人公エドですが、オリヴィエさんによる評価を聞くことができました。
なぜオリヴィエさんがエドを信じたのか、それは大切なものを失いたくないという聞き分けのない子供の目をしていたから。強欲のグリードも同じ目をしているのかな？
軍人でも錬金術師でもない、1人の人間の愚直な想い。
それが1番最後に残るものなんですね。
こんなシーン原作にあったかな？

エドたちが戦うのは、ブラッドレイという一のために犠牲にされた兵士達。
ロイ・マスタング大佐とリザ・ホークアイ中尉の背中合わせがいいですね♪
ブラッドレイを造った男は、国土練成陣を発動させ、人柱たちの運命は・・・！？
ウネウネに分解されちゃったーΣ(ﾟДﾟ;)