ソ・ラ・ノ・ヲ・ト　第4話「梅雨ノ空・玻璃ノ虹」

01 /26 2010

今回は、ノエル回！

カナタと2人で街へ買出しに。

お祭りとは違う、静かな街。

そして、空は雨。
ここには、梅雨があるんですね！
元・日本だから( ´・д・)ﾝ？

「次の出荷は来月・・・
あの子は知ってるのかい？」

出荷！？
この街には、カナタの知らない秘密が・・・？
ナオミさんと隊のみんなはダークな商売を！？( ﾟдﾟ；)
今までの感じだと、ハートフルな話になりそうだけどｗ

街で出会ったシスター・ユミナの連れてる戦争孤児の男の子セイヤ。
軍人であるノエルにあからさまな敵意を向けるセイヤ。
このアニメ、こういうシーンの入れ方がちょっと唐突な感じがしますよね。

カナタ「そうだよね、兵隊なんだよね
わたしたち・・・」

また戦争になれば、カナタたちも戦わないといけない・・・
そういう展開になるかはわかりませんが。

2人は、前回も言ってたカールさんの工房へ。
カールおじさんはガラスマイスターだった！
この国で5人しかいないマイスター。他の人はきっと出ないマイスター。
大公さまとかいるんですね、この国！

今はただキレイに見えるガラスも、戦時中は軍事用に生産されていた。
戦争がどれくらい前の話なのか分からないですが、ガラスを愛してるぽいカールさんも戦争に加担し、そのおかげで工房も大きくなった・・・皮肉ですね。
人にも、物にも、今見えているだけでは分からない思いや積み重ねが。

いろんなことを知って、成長していくカナタ！
ラッパをうまく吹けないカナタに、カールおじさんがアドバイスを。さすがマイスター！
カナタは、無理矢理音を作ろうとしてる・・・？

「オレはこういう形にしようとしてるんじゃねぇ
ガラスがな、こういう形になりたがってるんだ」

職人カッコイイ(・∀・)
ガラスも音も、ただ在りたいように存在して、職人も奏者もそれを手助けするだけ。
自分が作るなんて、傲慢だってことなんですね。
それが職人魂かー( ´・∀・｀) ﾍｰ

世界がどれだけ荒廃しても、世界はきっとまたあるべき姿に戻っていく。
第1121小隊に今の仲間が揃ったのも、それが1番キレイな形なのかも。

カナタ「音が、自分で響きたいように・・・！」

カナタの奏でるラッパの音と、空が晴れ渡っていく様子がキレイです

空には虹が。

カナタは鋭い聴覚でガラスの音を聞き分ける！
ガラスの声を聞けるカナタ、すごいですね。

ノエルの探していた、タケミカヅチの光学センサーのレンズに1番ぴったりなガラスも見つかって、タケミカヅチもあるべき姿へ。
でもそれは兵器としての姿でもあるんですよね・・・
キレイな部分と影の部分が混在する、それが世界の姿。

機械は裏切らないから好きだと言うノエル・・・
裏切られた経験があるのかな。
ノエルの過去や軍に入った動機も気になります。
怖いのは兵器ではなくそれを使う人間なのだと、物事を真っ直ぐ見ることの出来るカナタはいい子ですね。

今回も静かなお話でしたが、ノエルとカナタの心が響きあうことができました。
ノエルのはじめての笑った顔、かわいかったです。