戦う司書 The Book of Bantorra　第4話「夕方とシロンとコリオ」

アニメ感想

10 /24 2009

「あの人は、戦い、立ち向かう私に、恋をしたのだから」

なんて悲しくて美しい恋・・・(´；ω；｀)

遠い未来を見る、常笑いの魔女シロン。
その瞳は、自分が死んでからも続いていく未来を、ずっと先まで見てたんですね。
コリオ＝トニスのいる今も。
その先の人類の果ても、見えていたのでしょうか・・・？

そして、恋をした。
会ったことも、触れることもできない人に、恋をした。

その人は、離れていても、そばにいる人。
とても強い人。

「こんなに離れているのに、こんなに遠いのに、
私その人と、夕陽を見るの」

コリオはシロンのために走り、シロンはコリオのために強くなった。
どんなに離れていても、愛することが力になって、２人を動かしたんですね。
こんなピュアな恋、感動するしかないです｡･ﾟ･(*ﾉД`*)･ﾟ･。

そして一緒に夕陽を見る時が、コリオの命の果てるときだったなんて・・・
悲しすぎます｡+ﾟ(ﾟ´Д`ﾟ)ﾟ+｡

人は愛するために生まれてきた。
それがコリオの望みだったのだから、こんな運命でも幸せだったといえるんでしょうか。。

未来が本を通じて過去に干渉できるのはどうしてなんでしょうね。
運命は、変えることができるんでしょうか・・・

コリオにシロンの本を意図的に与えた人の目的も不明ですね。
神溺教団の人なんでしょうか？
その人たちにとっては、シロンの見た未来の通りにならなければいけなかったワケですよね。
そう考えると、人の運命を弄ぶやり方が許せないですね。

その一派が接触したヴォルケン＝マクマーニですが、ユックユックを盗み出奔。
ユックユックって人形・・・？

『ベンド＝ルガーは生きている
オリビア＝リットレットの心の中に、生きている』

１話に出てきた、爆弾人間が乗ってた船に書き残されてた言葉ですが、ヴォルケンは何かに気付いたようです。
ヴォルケンはあの人たちを助けられなかったことに罪悪感を感じてたから、ただの裏切りではなさそうだけど・・・
なにをするつもりなんでしょう？