CANAAN　第13話「キボウノチ」(最終回)

CANAAN

09 /27 2009

余韻の残るラストでしたね！
後半の静かな雰囲気が良かったです。

アクションも良かったけど、雰囲気作りもうまい作品でしたね。
雰囲気優先な感じで、話の内容はちょっと弱い気もしましたが。

マリアの安否と、２人のカナンの決着。

「ごめんね、カナン
私はあなたを、照らすことができない」

カナンに守られる存在じゃなく、隣に立ちたいと思ったマリア。
どうなるか心配したけど、ユンユンが助けてくれました！

でもカナンにとってマリアは光ではなく、友達。
ここでもカナンの方が先に行っていて、マリアは追いつけてないですね。
最初は何も知らないマリアの方が真っ直ぐで、強い光に見えました。
カナンを普通の女の子で普通の友達だと思ってて。
その光にカナンが引かれている感じだったけど、いつの間にか立場が逆転してしまいましたね。

だけと、心は寄り添える。

隣に立てなくても、想い続けることは。
マリアには覚悟も考えも足りなかったけど、真実を見る努力が出来るようになって。
そうやって成長していけば、いつかカナンの隣に立つこともできるかもしれない。
マリアにはそのままの良さがあると思うけど・・・

すでに心が死んでいたアルファルド。

アルファルド自身が亡霊だったんですね。

「生きているものとして命令する！
オマエをこれ以上、死なせない」

敵であるアルファルドさえ救おうとするカナンがとても強いです。
過去に縛られるアルファルドと未来を見てるカナンとでは、最初から勝負は決まってたんですね。

アルファルドは、蛇の呪縛を解き放てたのでしょうか。
次に２人が会うとき、アルファルドはどんな色をしてるんでしょう。
２人の決着はついたようなついてないような感じですよねｗ

ポニテカナンかわいい・・・
カナンがアルファルドと同じ髪型にしてたのはどんな意味だろう。
忘れないってこと？
蛇の刺青をするのが家族の証だから、それに準ずる意味かなぁ。
２人のカナンは憎みあいながらも惹かれあってるんですね。

アルファルドが意外と弱かったり、蛇の組織の目的がよく分からなかったり、キャラが多くて焦点がぼやけた感もありましたが、ラストはキレイにまとまってました。
毎回作画もよくて、アクションシーンは特によかったですよね。
タクシードライバーやミノさんもかっこよく、カミングズも意外とかっこよく。
終わりよければ全て良しって感じですね！